
\この記事でわかること/
- Z世代・ゆとり世代・さとり世代の違い
- あなたが何世代かわかる!
- 世代の違いがどのように世間に影響する?
「Z世代・ゆとり世代・さとり世代」被っている人はけっこういる。
「Z世代って、そもそもなに??」
僕はZ世代ど真ん中。2000年生まれの25歳で、周りから「Z世代が~」と言われることもあります。
そんな中浮かんだある疑問。
「そもそもZ世代の意味をわかっている人はどれだけいるのか?」
聞かれたらすぐに答えられますか?
僕はちょっと難しいです(笑)
昨今、テレビニュースやYouTube、ブログ記事や書籍など「Z世代があーだこーだ」と揶揄しているメディアはよく見かけます。
それすなわち、良くも悪くも「Z世代」が今までの価値観とは少しズレているからだと思うのです。
簡単に例を挙げても、
- 会社の飲み会に参加しない
- 一つの会社に固執しない
- 「出世」よりは「ライフワークバランス」を重視したい
これらはすぐ出てきますね。
実際、僕も言われたことのある言葉です。
本記事ではこの違いの「良し悪し」はいったん置いておき、「そもそもZ世代とはなんぞや?」という話を、僕の意見を交えて解説していきます。
調べてみると、なにやら「Z世代・ゆとり世代・さとり世代」が被っている人が多いらしく、そのせいで価値観の多様化が起こっているように感じました。
早速、お話ししていきますね!
ちなみに、僕が最近読んだ本でとてもおもしろかった一冊が以下の書籍です!
現代の若者を「映画の早送り」の観点を中心に、非常におもしろく解説している興味深い一冊です。
ぜひ一度読んでみると、Z世代若者の特有の思考を理解できる一助になると思います。

斬新な切り口の書籍でとてもおもしろかったです!
「Z世代・ゆとり世代・さとり世代」の違い
まず3世代をザックリ解説すると、以下のとおりです。
(※年代に関しては若干のずれアリ)
Z世代
- 1990年代後半~2010年代前半生まれ
- デジタルネイティブで、スマホやSNSが当たり前の世代
- 価値観は多様性や個性を重視
ゆとり世代:
- 1987~2004年頃に義務教育を受けた世代
- ゆとり教育の影響で、詰め込みよりも自由な学び方が特徴
- 「マイペース」と言われがちだけど、実は柔軟性がある
さとり世代:
- 1990年代後半~2000年代前半生まれの若者を指すことが多い
- 経済的に不況の時代に育ち、欲が少なく「悟った」ような価値観が特徴
Z世代→デジタル&個性派
ゆとり世代→自由&柔軟
さとり世代→省エネ&現実主義
って感じですね。
もちろん、ここには優劣もなければ、良し悪しもありません。
シンプルに「異なる」というだけです。
そして察した方もいると思いますが、この3つの世代をまたがって被っている人はけっこういます。
特に「1990年代後半~2000年代前半」生まれの人は、すべて被っていると思います。
この「3つの世代にまたがっている」という事実が、昨今さらに如実にみられる” 価値観の多様化 “を引き起こしていると僕は思います。
世代間の違いにより、今後起こること
以下、僕が思う『世代間違いにより、今後の日本で起こる変化』について淡々と話します。
“ 価値観の多様化 ” がさらに進む
Z世代は多様性や個性を重視します。
なので「みんな同じ」が当たり前の時代が終わり、「みんな違う」が普通である。
そんな多様な価値観が共存する社会になるのは間違いないと、僕は思っています。
「大人になったら結婚するのが普通」
「一社に勤めあげるのが普通」
「食事の場で1番偉い人を上座にするのが普通」
こういった今までの「それ、普通だよね」というのが、どんどん薄まっていくと思います。
” 働き方 ” が激変
ゆとり世代の柔軟性と自由さ、Z世代のデジタルメディアへの適応力、そしてさとり世代の不況への危機感。
これらが合わさることで「働き方の多様化」がさらに加速すると思います。(というか、もう起きてます)
だってすでにリモートワークやネットビジネス・副業が普通になってきてますからね。
「ネットビジネスって怪しそう……」
「副業してたら本業が疎かになる!」
「おーい、みんな残業しているぞ~」
上の世代が持つ働き方の価値観とギャップが生じ、「上下関係や働き方改革」の話題が増えそう。
” 消費 “への価値観もバラバラ
さとり世代の「節約志向」と、Z世代の「価値重視」が共存。
高価格でも価値があれば買うZ世代(主に「体験」が多い印象)、必要なものだけ買うさとり世代で、消費活動はバラバラになりそうです。
たしかに、僕も基本生活は「超節約志向」(1日の食費300円くらい)
でも、旅行やセミナーなどの「自分の認知の外にある体験」には、惜しみなくお金使います。
「ブランド品に興味ないっす」という言葉は、わりと聞きなれたフレーズ……。
環境意識の高まり
Z世代はサステナビリティ(社会の持続可能性)や社会問題に敏感。
企業や政府に対して、より環境や倫理を重視する声が強い傾向です。
正直、僕はそこまででもないですが、たばこや空き缶をポイ捨てしている人を見るとメラメラと心の炎が燃え滾ってきます(笑)
まぁでも、これは世代とか関係ない気もしますが。
とはいえ経済産業省が出している調査結果を見ると、やはりZ世代の環境問題への関心は強いようです。(ちなみに、1つ上のミレニアル世代も強い)
(参照:経済産業省/第2章 共通価値を取り込む 新たな成長の要請p.138)
” AIやテクノロジー主導 “の経済活性化
これは確実だと思います!
生まれたころからインターネットが当たり前。青春時代をスマホとともに過ごしたZ世代。
彼らが次世代のリーダーになることで、AIやデジタル技術が社会の基盤に成していく未来に異論はないでしょう。
「AIの進化が速すぎるんじゃい……」という方もそこまで心配は要りません。
まずは「触ってみる」くらいからでもいいですし、僕は近い将来「誰でも・感覚的に」使える未来がくると思っています。(というか、もうきてる)
まとめ
なんかダラダラしてきたので簡単にまとめます(笑)
まずは図でまとめるとこんな感じ!
Z世代・ゆとり世代・さとり世代。
これらの世代が被っている若者が台頭することで、より「多様で柔軟、そして個性を尊重」する社会が進むはず!
ただし、価値観の違いによる世代間の摩擦も避けられないのも事実。
本記事でご紹介した3世代であれ、それ以外の世代であれ、「みんな違う」という価値観を持つだけでもけっこう生きやすくなると思います~♬
ちなみに、僕が最近読んだ本でとてもおもしろかった一冊が以下の書籍です!
現代の若者を「映画の早送り」の観点を中心に、非常におもしろく解説している興味深い一冊です。
ぜひ一度読んでみると、Z世代若者の特有の思考を理解できる一助になると思います。

斬新な切り口の書籍でとてもおもしろかったです!
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