
\この記事でわかること/
- 筆者が一時期SNSから離れた理由
- SNSが嫉妬を増幅させるワケ
- 「他人との比較」が人生をつまらなくするよ
SNSは「嫉妬増幅装置」になりうる
SNS、使ってますか?
1日何時間使ってますか?
僕は基本、X(旧Twitter)を使っているのですが、2024年11-12月の2ヶ月間は、意図的(ちょっとサボり)にSNSから距離を取ってみました。
理由は「入ってくる情報量が多すぎたから」です。
もう少し具体的に言うと、「会ったこともない誰かさんのキラキラエピソードが目に入りすぎたから」です。
大前提、SNSは素晴らしい発明だと思います。
僕はアンチでもなんでもありません。
スマホ1つあれば世界中と人と繋がれて、「自分」という存在をアピールできるようになりました。
また、世間一般的な価値観ではマイノリティとされる人も、自分と同じ価値観を持った人と繋がれる機会が増えました。
ビジネス面でも、SNSは当たり前になっています。
今ではSNSを活用する企業・個人が多く、多額な投資や天賦の才を持たなくとも「影響力」を培えるようになりましたよね。
一方で上記のような良い面もあれば、当然悪い面もあるわけで。
不特定多数の匿名ユーザーからの誹謗中傷。
SNSを巧みに使った詐欺被害。
何の気なしにアップしてしまった投稿が一生の物の傷(デジタルタトゥー)に。
そんな大げさでなくとも、「嫉妬」を増幅させるのは、あなたも使っていて感じるところがあるでしょう。
僕はときに、SNSを「嫉妬増幅装置」と呼んだりもしますが、わりと的を得た例えだと自分では思っています。
他人と比べ”すぎる”と、人生つまらなくなる
さて、話を戻して。
ここ2ヶ月SNSから離れていましたが、その間、僕は確信に近い学びを得ました。
それが「他人と比べ”すぎる”と人生が超つまらんくなる」ということです。
他人と比べると、どうしても「自分にないもの」へ意識が向いてしまうんですよね。
「同い年のあの人はこんなにお金持ちなのに、わたしは冴えない派遣社員……」
「自分より年下の人がすごい挑戦をしているのに、俺はつまらない毎日を過ごすだけ……」
「あの人は大量のファンに囲まれているのに、自分の周りには……」
「隣の芝生は青い」という言葉があるように、どうしても自分が持ってないものばかりに目が向いてしまうのです。
「ある」ほうに目を向ければいいのに。
なぜか「ない」ほうに目がいってしまうんですよね。
まぁ人間も動物ですから。
生存本能上、“足りない部分”に意識がいくのは仕方がないのかもしれません。
また事実ベースとして、「SNSの仕組み上、閲覧頻度の高い内容の投稿をおすすめに表示する」となっています。
ほら、YouTubeのおすすめだって、そのときの自分好みにどんどん変わりますよね。
ただ、嫉妬増幅装置がそこら中にある現代では、それを「仕方がない」の一言で終わらすのは、あまりにも危険すぎる。
良い面だけをピックアップすることは難しいですが、悪い面の割合を減らすことはできます。
そのためのアクションとして僕が取り入れているのは、以下のとおりです。
自分の “生き方” や “目標” を紙に書いて文章化する
SNSで「他人との比較」に陥らないように、
僕がおすすめするのは「自分の生き方や目標を紙に書いて文章化する」ことです。
めちゃくちゃ古風なやり方ですが、だからこそいい。
たとえば僕なら
【目標】人々に勇気を届ける作家になる
【生き方】自分の好奇心に従う。また、その強さを身につける
と、紙に書いて文章化しています。
すると、他の誘惑やキラキラした情報がどうでもよくなるんですよね。
(他人)「お金稼いでナンボ! 稼ぎ方教えまっせ!」
→資本主義経済でお金は絶対に大切ですよね。でも、僕は今は本を書きたいんです!
(他人)「若いうちはもっと社会で揉まれたほうがいいよ。嫌な仕事も続けなさい」
→ごもっとも。社会で揉まれ、乗り越えた精神力は財産になりますよね。でもそれって会社員でしか手に入らないのかな?
(他人)「好き嫌いはべつにして、もっと合理的に考えないと」
→その考え身に付けたいなぁ。でも、僕は子どもの頃から嫌なことや苦手なことをしていると電柱みたいにボーっとしちゃうんです(笑)結論、好きなことしかできない!
こんな感じで、「自分は自分、人は人」の思考がしやすくなります。
もちろん、自分の考えが100%正しいとかは思っていませんよ。
あくまで「過度な比較」がなくなるという話です。
他人と比べるのは仕方がない。
適度に比べるくらいなら、むしろ行動する原動力になる。
でも比べ”すぎる”と、その差に絶望し、気力がなくなる。
“比べすぎない予防策”として、「目標と生き方の文章化」がおすすめ、という話でした。
あと余談ですが、油性ペンを使うときは下にインクが写らないように気を付けてくださいね。
僕は白色の机がクッキークリームみたいな柄になって、腕が筋肉痛になるくらいこすり続けてました……。
最後までお読みいただきありがとうございました!(笑)
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