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【何者かになりたい症候群】〝ナニカ〟が欠けているZ世代(若者)の価値観・心理とは?

日々の気づき
ボク
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\この記事でわかること/

★「何者かになりたい若者」の心理
★Z世代特有の「成功欲」とその価値観
★僕が他人や世間に振り回されづらくなった理由とその方法

「成功したい!」
「認められたい!」
「何者かになりたい!」

現代の若者、Z世代に顕著にみられる葛藤。

僕はこの葛藤を自己実現迷子と表現したりします。

もし、この記事を読んでくださっているあなたがZ世代の方なら、少なからず理解できる節はあるのではないのでしょうか?

 

かくいう僕もZ世代です。

2000年生まれの25歳。Z世代でいえば、上の年齢になりますね。

僕もこの自己実現迷子にはかなり心を悩まされ、「あーでもないこーでもない」とウダウダ悩み続けることもありました。

 

もちろん、今も完璧に解決できたわけではありませんが、比較的いろんな執着を手放すことができたほうだと思っています。

本記事では、Z世代に顕著にみられる『何者かになりたい症候群』の背景や、僕が考える解決策を話していきたいと思います。

 

ちなみに、僕は本記事を書く前に、以下の書籍を読みました。

現代の若者を映画の早送りの観点を中心に、非常におもしろく解説している興味深い一冊です。

ぜひ一度読んでみると、Z世代若者の特有の思考を理解できる一助になると思います。

映画を早送り観る人たち

ボク
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斬新な切り口の書籍でとてもおもしろかったです!

SNSとともに過ごした青春時代

今や、中学生どころか小学生ですらスマホを持っている時代。

SNSが日常に溶け込み、SNSネイティブと呼ばれるZ世代は、その使いこなし方も大人顔負けですよね。(僕は中3のときに、はじめてスマホを買ってもらいました)

  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • TikTok
  • YouTube

これら、さまざまなSNSを経験したZ世代は、

「不特定多数の人に、自分の発信が届くのが〝当たり前〟」という感覚になっているのが、大きな特徴です。

 

あ、そうそう。

ちなみに、Z世代とは、1990年代後半〜2010年ごろに生まれた世代のこと。

今で言えば、だいたい14歳〜28歳くらいですね。

ボク
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Z世代の定義には諸説あります!

物心ついた頃にはすでにスマホがあり、インターネットの世界にどっぷり浸かってきた。

そんなZ世代に共通するのが、「何者かになりたい!」という漠然とした成功欲です。

 

今、この記事を読んでくださっているあなたも、明確な目標はないけど、

「もっと輝きたい!」
「注目されたい!」
「多くの人に認められたい!」

といった思いが根底にあるのではないでしょうか。

ボク
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僕もいつからか、漠然と「成功したい!」と思うようになりました

サクセスストーリーの疑似体験

まずは背景について、僕の考えを話します。

先述したとおり、今はSNSやYouTubeで、いつでも成功者のサクセスストーリーを見ることができる時代です。

昔はテレビの中だけの存在だった人たちが、YouTubeやInstagramでぐっと身近な存在になった。

彼らの素の表情や日常が見えるからこそ、「自分と同じ人間なんだ」という親近感が生まれるのは、あなたも体感しているはずです。

 

「この人も昔はフリーターだったんだ」とか、
「最初は全然うまくいかなかったらしい」とか、
「完璧だと思ってたけど、あんがい抜けてる部分もあるな」とか。

そんな過去を知ると、自分にもできるかもしれないと思えてくるのが人間です。

 

そうやって、自分を重ねながら疑似的に〝成功体験〟を味わっていくうちに、「自分もいつか何者かになりたい」という想いが強くなっていく。

良くも悪くも、この現象を強く体感したのがZ世代なんですね。

ボク
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たしかに……。〝成功者〟と呼ばれる人たちの素顔が見られるようになって、ある種の親近感が生まれたよね。

「誹謗中傷」へのアンテナが高い

一方で誹謗中傷へのアンテナが高いのもZ世代の特徴です。

SNSなどでの発信が当たり前。本名も顔も知らない不特定多数からの誹謗中傷が簡単に届く時代で青年期を過ごしましたからね。

そのため、他の世代よりも「一度失敗すれば、公にさらされる……!(=一生モノの傷が残る)」といった意識が強くなっているのは間違いないでしょう。

 

いわゆるデジタルタトゥー

ネットに残った情報が永久に消えないことへの不安も根深いです。

 

「少しのミスや発言が炎上の火種になりかねない……」
「世間に恥をさらしたくない、
叩かれたくない……」

自由な表現や挑戦のハードルが上がる背景には、こうした傷つくことへの警戒心が影響しているのだと思います。

挑戦する前に「バズるか? 叩かれるか?」という視点を持ってしまうのが、今を生きる人たち—特にZ世代の若者—のリアルな感覚と言えるでしょうね。

ボク
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どちらかというと「失敗したくない」という気持ちのほうが強そうだよね

失敗したくないけど、成功はしたい

以上をまとめると、

「失敗はしたくないけど、成功はしたい」

現代の若者の心理を一言で表すなら、これがドンピシャで納得いきます。

 

でも、これって矛盾してる気がしません?

 

だって、1つの失敗もなしに人生を終えられた人って、おそらく、地球の歴史上一人もいないと思うんですよ。

自転車に乗るときだって、最初は転びまくってだんだんと乗れるようになってくるわけですし、

世界一のバッターだって10回中7回は失敗(アウト)しているわけです。

ボク
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たしかに……

それに、どんな自己啓発書、どんなモチベーション動画を観ても、多くの成功者が口をそろえて言ってますよね?

失敗をせずに成功した人はいないと。

 

挑戦には必ず失敗のリスクがある。

いやむしろ、リスクがあるからこそ〝挑戦〟なのです!

 

「成功したい! ……けど、失敗したくない」、この思考が安定志向やリスク回避からきていることはわかっています。

少なからず、時代背景が影響していることだってわかっています。

 

でも、時代や環境のせいにしたって何も始まらない。

会ったこともない他人に執着していても始まらない

 

成功失敗の葛藤

これとどう向き合うかが、Z世代にとって大きなテーマになってくると僕は思います。

結局、どうすればいいのか?

「SNSを見るな」
「YouTubeを見るな」
「人と比べるな」

「他人と比べるのをやめましょう改善策」では、よくこれらが挙げられますが……。

ぶっちゃけ、ムズくないですか?

今の時代、SNSやYouTubeを封印するって、けっこう難しいと思うんですよね。

ボク
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尋常じゃないレベルの自制心があればべつですが……

見ない、触れない、気にしない。

これらは現実的にはかなり難しい。

見たくなくても目に入るし、比べたくなくても比べてしまう。それが今の時代のリアルです。

 

じゃあ、どうすればいいのか?

僕がたどり着いた答えは、「自分の信念を文章に起こすこと」

自分の軸、「わたしはこう生きるんだ!」という、柱を作るのです。

 

たとえば僕の場合、

「人々が自分の本心に従い、なにかにチャレンジする。その一歩を踏み出す〝勇気〟を届けること」

が信念です。

キレイごとに聞こえるかもしれないし、こんなこと言うとたまに鼻で笑われることもあるけど、僕は本心からそう思っています。

 

誰かに勇気を届けたいなら、自分がまず勇気を出して認知外の挑戦をしなければいけない。

そうでないと、説得力がありませんからね。

 

むしろ失敗した経験こそが、誰かの背中を押すネタになる。

そう思えば、挑戦すること自体が価値に変わっていきます。

ボク
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文章にして紙に書き出すと、自分の信念をさらに強くインプットできる感覚になりますよ!

……少し話が逸れましたが、「自分の信念を文章に起こす」

これは僕自身が実践して、非常に効果のあったものです。

「人と比べることがゼロになった」とは言いませんが、かなり減りました。

 

もちろん、その信念は「今の時点」でOK!

今のあなたが、誰の顔色をうかがうこともなく、誰の期待に応えるわけでもない。

本心の核にある信念を、文章に起こしてみてください。

 

冒頭にも紹介しましたが、僕は本記事を書く前に、以下の書籍を読みました。

現代の若者を非常に映画の早送りの観点を中心に、非常におもしろく解説している興味深い一冊です。

ぜひ一度読んでみると、Z世代若者の特有の思考を理解できるかもしれません。

映画を早送り観る人たち

ボク
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斬新な切り口の書籍でとてもおもしろかったです!

『人々に勇気を届ける作家になること』

これが今の僕にとって、最も大きな目標です。

下記4つの絵本「勇気の羅針盤シリーズ」は、その第一歩。
読者様が新しい挑戦をするときの「一歩を踏み出す勇気」の一助になればと思い、制作しました。

読んで後悔はさせない自信がありますので、ぜひご一読いただけるととても嬉しいです。

この記事を書いた人
片山翔太

●プロフィール
2000年生まれ25歳。
【出身】愛知県田原市
【在住】福岡県北九州市
【職業】作家
【得意ジャンル】物語系・エッセイ
【友だちになりたい漫画のキャラクター】ウソップ
【板チョコ】ホワイト派
【カレー】野菜ゴロゴロ派

詳しくは「プロフィールページ」からご覧いただけます。

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