
\この記事でわかること/
- なぜ「認知外の体験」が大切なのか?
- 感情が揺れ動くとどうなる?
- ってかそもそも「感情貯金」ってなに?
感情貯金、してますか?
おそらく、ノータイムで「YES!」と答えられる人はいないでしょう。
なぜなら、「感情貯金」なんて単語は存在しないからです。
僕が勝手に作りました。
しかし、意味合いとしてはあなたも同じような言葉を使ったことがあるでしょう。
本記事でいう感情貯金とは、「感情が動くような、非日常の体験」のことです。
たとえば「歌手のライブ」
大好きな歌手を何時間も、しかもリアルで聞けるなんて感情が揺れまくりますよね。
「海水浴」なんてどうでしょう。
海が近くにある人を除けば、多くの人にとって非日常の体験になり得るはずです。
ちなみに僕は実家の玄関から10秒で海に行けるので、まったく感情が動きません。
それはさておき、あなたが直近で行った「感情貯金」はなんでしょうか。
そしてそれはいつでしょうか。
もしかすると、「あれ……思い出せない。なんか最近、同じ毎日の繰り返しだなぁ」と、少し寂しい気持ちをした人もいるかもしれません。
そんな方に届けたいのが本記事。
『7つの感情貯金』です。
この7つは「〇〇という本に書いてあったから!」「ネットのランキングで高いから!」とか、そんな綺麗なまとめ記事ではございません。
僕が実際に経験した、完全偏見リアル100%のはっちゃけ記事です(笑)
それゆえ物理的に不可能なことも出てくるかもしれませんが、そこはどうかご了承ください。
【体験の有無が格差を生む】
本記事のタイトルです。
そしてこれはなにも、収入の格差を揶揄しているわけではありません。
- 幸せ格差
- ワクワク格差
- 自由格差
- 挑戦格差
- 後悔格差
すべて僕が作った造語ですが、一言で言うと「感情面の格差」を指しています。
いつも幸せそうなあの人。
毎日笑顔で楽しそうにしているあの人。
自分の夢に向かって一生懸命になっているあの人。
彼らとの違いは「今、この瞬間にワクワクしているか」です。
忙しいのはわかります。
休日はヘトヘトになって1日中寝たくなる気持ちもわかります。
でももし、本記事で出会った『感情貯金体験』が少しでも気になったら、ぜひ試してみてください。
その行動が何かを変えるキッカケとなるはずです。
\体験の有無が格差を生む/ つまらない人生を変える感情貯金7選
#1 関門海峡へ行く(関門橋を眺める)
職人たちの魂から、伝わるものきっとある
関門海峡(かんもんかいきょう)とは、山口県下関市と福岡県門司区門司港との間にある海峡のことです。
その海峡に大きくまたがる橋を「関門橋(かんもんきょう)」と言います。
本州と九州をつなぐ橋で、制作には延べ30万人の方が携わったとのこと。
中には工事中にお亡くなりになられた方もいるそうです。
文字どおり、血と汗と涙の結晶。
偉大な関門橋を眺めていると、先人たちの努力のおかげで今の日本が成り立っていると実感できます。
僕がはじめて関門橋を観たのは2024年の7月。
まるで大きな竜のように、ゴウゴウと精気を放っていました。
毎日コツコツと職人さんたちが働いてくれたおかげで、現代の我々はその恩恵を享受している。
その感謝は絶対に忘れてはいけませんね。
そして同時に、「彼らの”コツコツ積み上げた日々”が今日の地図にも載っている」という事実からも、学べる事がきっとあるでしょう。
これはぜひ、現地に行って何かを感じ取ってほしいです。
【山口県下関市側から見た関門橋】
【山口県下関市側から見た関門海峡】
【福岡県北九州市門司区門司港駅側から見た関門橋】
【福岡県北九州市門司区門司港駅側から見た関門橋】
#2 小倉城を登る
私たちは、ご先祖様が築いた歴史の上に成り立っている。
大人になって初めて気づく”日本史の偉大さ”
福岡県北九州市小倉区を代表する大きな城。
最上階から見渡す福岡の景色は、絶景の一言に尽きます。
迫力ある外観からは一転、内部は子どもたちも楽しめる工夫が施されているのもまた一興。
これは小倉城に限った話ではないですが、
お城を探検し、その歴史に触れると、「現代を生きる我々は、先人たちの歴史の上に成り立っている」と実感できます。
僕たちが生きられるのは、長くて100年程度。
地球の歴史から見たらわずか一瞬にも満たない、儚い時間です。
それでも、自身の夢や仲間、日本のために、全身全霊で己の人生に挑んだ人がいる。
そしてその勇気ある挑戦が、現代を生きる我々にも大きな恩恵をもたらしています。
今使っている「お金」は、徳川家康が貨幣制度を統一したところから始まりました。
織田信長が施した「楽市楽座」が、商業の自由の基盤となったと言われています。
坂本龍馬や陸奥宗光が「鎖国」を解いていなかったら、今の日本はないかもしれません。
小中高ではただ眠いだけだった日本史の授業も、大人になった今だからこそ学べることがあります。
感謝の気持ちや今を生きる覚悟を、ぜひお城から享受してみてください。
【夜のライトアップされた小倉城】
【夜のライトアップされた小倉城とみたらし団子】
【小倉城の庭園】
#3 海外映画・ドラマをイッキ見する
無敵主人公モードに入る、1番手っ取り早い方法
海外映画・海外ドラマを観たことありますか?
僕はめちゃくちゃ観ます。2日に1本ペースで観ます。
その理由を一言で言うと「日本とは一風異なるノリやセリフ、感動があるから」です。
日本人が脚本を担当し、日本の俳優さんが演技をする。
さすれば当然、視聴者の大半である日本人には感情やメッセージが届きやすくなる。
この点に関して、特に異論はないでしょう。
ちなみに言っておきますが、僕は洋画信者ではございません。
日本の映画・ドラマ・アニメ・漫画、大好きです。
ただ、「普段感じられない体験」という本記事のテーマに沿うのならば、僕は海外の映画やドラマを強くおすすめします。
理由は先ほども言ったとおり、「日本人ならこうするよね、こう考えるよね」という予想がけっこう外れるからです。
すなわち、「え! そんなことすんの!?」と、感情が動きやすいからです。
特にシリーズ化している人気作品はトイレに行く時間も惜しむくらい、熱中するものがあります。
僕がとりわけハマったのが『プリズン・ブレイク』
伝説級のドラマなのでわざわざ語るまでもありませんが、ド肝を抜かれるほど面白いです。
当時の僕は会社員。
面白すぎて毎日朝日が昇り始めてから寝るくらい、ハマっていました(笑)
全約90話という超連載をわずか10日で観たのはいい思い出。
「片山翔太」という人生RPG最大のエクストラステージでした。
だって全部見終わるまで人生が前に進まないのですから!
「え! マジ!?」
「なんでそんなことすんの!?」
「お前も裏切り者かーい!」
感情が動くがゆえに、没頭しやすい海外作品。
手っ取り早い感情貯金にぜひご堪能あれ。
#4 引っ越す
ぶっちゃけ、引っ越しが1番
難しいのは重々承知ですが、ぶっちゃけこれが1番感情が動くと思います。
なぜなら、「新しい場所に住むと”環境適応能力“が磨かれるから」です。
「どこのスーパーが安いか?」
「近くに作業できるカフェがあるか?」
「ゴミの日は?」
「その地域の有名どころは?」
適応しないと快適に過ごせないですからね。
方言がある地域は、言葉も新鮮です。
僕は福岡に住み始めて半年ほどになりますが、いまだに方言がわかりません。
(特に「なんしよーと?」の意味が多すぎてわかりません)
海外ほどではないですが、普段聞きなれない方言を聞くのもすごく楽しいです。
そして何より「人」
やっぱり住む場所が変わると「出会う人」も、自然と変化します。
人との出会いが、人生を変える。
人との出会いが、新しい挑戦へのキッカケになる。
数多の偉人伝や歴史的名著でも必ず語られる「人との出会い」
“引っ越し”というめんどくさいイベントNo.1に見合う恩恵は、必ずあると思います。
#5 少年野球の試合を観に行く
思い出せ、純粋な「楽しむ心」を
これは僕が10年以上、野球をやってきたからですね。
たまに近くの球場まで足を運んで観ています。
プロ野球でも、大学野球でも、高校野球でもない。
とにかく「楽しい」という気持ちが前面に出ている少年野球。
子どもたちのまぶしい笑顔を観ると原点を思い出せます。
そしてこの子たちに「大人は楽しいぞ!」と胸を張って言える大人になりたいと、心から思わせてくれます。
思えば最後に「夢中」になれたのはいつでしょうか。
お金も、時間も、人の目も気にせず。
すべての神経を没頭させ、夢中になれたのはいつでしょうか。
『努力は夢中に勝てない』
思想家・孔子の言葉です。
「嫌いなことをして幸せになった」
「苦手なことばかりしているけど楽しい」
僕の知る限り、そんな人はいません。
「夢中」は、幸せへの重要なピースなのに、なぜか大人になるほど忘れてしまう。
ほんと、不思議ですね。
忘れた心、忘れかけてた心を、子どもたちの力を借りて掘り起こしましょう。
#6 「名著」と語り継がれる書籍を読む
名著には、名著たる所以がある
人と会ったり、未知の場所に行っ足りするもすごく良いですが、こと「費用対効果」で考えると読書をするのが1番早いです。
家事に育児に仕事。
毎日立て込んでいる人でも、読書ならできることも多いですからね。
特に「名著」と語り継がれる書籍を読むと、感情が揺れ動きます。
ボクサーのパンチで顎を撃ち抜かれたような衝撃が走るほど、ドンピシャな解決策を示してくれる書籍もあります。
そんなたいそうなことでなくとも、今までの自分にはなかった思考・価値観を与えてくれる「気づき」を得られれば御の字。
僕のおすすめの書籍は、下記の記事に書いておりますので、ご参考までに。

#7 山へ登る
リスクが恐くて一歩踏み出せない人、絶対やって
高い所へ登ると、リスクをとった決断ができるそうな。
大学生の頃に読んだ本、もしくは記事に書いてあったのを未だに覚えています。
おそらく元ネタとなったのは、マイアミ大学の研究。
上層階にいる人ほど、経済的リスクを伴った決断を取る傾向があるそうです。
(詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください)
実際、僕も大きな決断をするときは山に登ります。
最近で言うと、仕事を辞めて東京から福岡の北九州に引っ越そうと決めたとき。
地元の山に登って、生まれ育った故郷を眺めていました。(これはほんと)
するとね、なんか自分の悩みや不安がちっぽけに感じるんですよ。
「しょせん、俺はこの広い地球のイチ分子にすぎないんだ。どうせいつか土に還るんだから、好きにやってやろう」みたいな。
どんだけ悟り啓いてんだよ、と思いますよね(笑)
でも、やってみる価値はありますよ、絶対。
もちろん、あなたの心がしっかりとその挑戦に向いているのが前提ですよ。
「山のてっぺんから町を眺める」というのは、あなたの勇気にほんの少し力を添える程度に過ぎませんから。
ただまぁ、この記事を読んで「よし、山に登ってみるか!」と行動しちゃうほど純粋なあなたなら、きっと踏み出せはずです。
まとめ
ということで、本記事はこの辺にしたいと思います。
『体験の有無が格差を生む』という鋭いキャッチフレーズの意味を感じていただけたでしょうか。
これは何も“収入“の格差ではありません。
人生を楽しく・ワクワクして謳歌する“没頭“、そして“感情面“”の格差です。
もし、あなたが今の人生を「つまらないなぁ……」と感じているのなら、本記事でご紹介したことをぜひやってみてください。
何か少し、変化が生まれるはずです。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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