【PR】本記事は広告を含む場合がございます

【商業出版チャレンジで得た学び②】最高に楽しい仕事には、いつだって〝憂うつ〟がつきまとう

商業出版


created by Rinker
日本橋出版
¥1,760 (2025/08/25 14:11:33時点 Amazon調べ-詳細)


 

 

 

「は?」

(なんで静岡??)

 

 

「次は新横浜、新横浜~。 Next station Shin-Yokohama~」

 

(なに言ってんだコイツ?)

 

・・・・・

・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

あ、

乗り過ごした……

 


 

6月10日、地元・愛知県田原市へ帰るために乗った新幹線。

小倉(福岡)発、豊橋(愛知)着………のはずが。

まさかまさかの静岡横断して、神奈川に足突っ込んでました。

 

地元・田原市(豊橋駅から車で30~60分)で人と待ち合わせしていたのに、

物理的に取り返しがつかないレベルで乗り過ごしちまいました。

 

さらにさらに、「さすがに新横浜で降りねば……!!」と意気込んで降車したはいいものの……またやらかしました。

なんと、小倉駅で買ったお土産&着てきた服を全部新幹線の中に忘れてきたしまったのです……!!!

 

 

アホすぎる……!!!!!!

 

心の中で何度も叫びながら、僕は新横浜のホームで立ち尽くしました。

 

 

遠目には東京へ向かって走り去るN700系。

その中には、小倉駅で買ったお土産、そして僕の着てきた服。

 

 

(いや、なんで服忘れる??)

 

荷物と一緒に脱ぎ捨ててきたんか?

新幹線で抜け殻になってどーすんねん、俺。

 

 

しかも、地元・田原では今ごろ、待ち合わせしてた人がこう思ってるはず。

「あれ? 翔太、どこ行った?」

 

 

 

神奈川です。

想定外に、神奈川です。

 

 

で、ふとポケットのスマホを見ると……

「充電残り12%」

 

 

おぉぉぉぉぉぉい!!!

ここにきてタイムリミット式やめてくれぇぇぇえ!!

 

 

もはやミッションインポッシブル状態。

着替えナシ、土産ナシ、充電ナシの「ナシ三兄弟」で、新横浜をさまよう男がひとり。

その名は、片山翔太(25)

 

 


商業出版チャレンジで得た学び②:新幹線に座ってるだけで人生が狂う


目的地でちゃんと降りましょう。マジで。

 

 

 

………とまぁ、こんな感じで、

我ながら新横浜まで乗り過ごすという、いつもどおりのボカをやらかしたところから地元活動はスタートしました。

 

なんかねー、ちょっと嫌な予感はしてたんですよー。

 

というのも、その日は完璧すぎた。

 

いつもなら絶対に乗り遅れるのに、その日は予定の列車に余裕をもって乗れた。

お土産もしっかり買って、忘れ物もない。

「我ながら成長したなぁ~」と思ったんです。

「え、今日のオレ、デキすぎじゃない?」って思いながら、脳内では勝手に〝できる男アワード受賞式〟が開催されてたんです。

 

 

……やっぱりか、神………。やっぱりお前はちゃんと帳尻を合わせてくるのか……

 

思わず天に向かってツバを吐きました。

 

そしたらそれが重力にあおられ、自分の右目にド直撃。

これが〝天罰〟ってやつなんでしょうね。

 

(すみません。どうしてもこのミスをプラスに転換したくて、長々と語らせていただきました)

 

 

 

さて、この記事では、こんな大波乱から幕を開けた

  • 2025年6月10日~7月9日までの地元・田原市(愛知)における販促活動
  • 出版日7月10日の手売り出版イベント

この2つをとおして得た学び、

 

最高に楽しい仕事には、いつだって〝憂うつ〟がつきまとう

について深堀りしていきたいと思います。

 

「楽しく働きたい!」と思って転職や独立を考えているけど、どこへ行ってもモヤモヤが消えない人

「好きなことを仕事にしたはずなのに、なんだか気分が乗らない……」そんな自分にがっかりしてしまっている人

新しい挑戦を始めたばかりで、ワクワクと同じくらい不安や憂うつを感じている人

「本当にやりたいことを見つけたい!」と焦っているけれど、なにをやっても心がしっくりこないと感じている人

こんな悩みを抱えている人には、とくにお役に立てるのではないかと思います。

それでは、まずは6月に行った活動を紹介していきいますね!

 

 

―2025.06― 地元・愛知県田原市でのリアル活動

小中高での授業

市内の小学校2校、中学校1校、高校1校の計4校で授業をさせていただきました。

 

テーマは一貫して「〝やってみたい〟を大事にしよう」

もちろん、伝え方はそれぞれ変えていますが、伝えたいメッセージは、小中高、どれも変わりません。

 

現代では良くも悪くも、SNSやYouTubeであらゆる成功者のサクセスストーリー、プライベートが見れるようになりました。

 

それは自分の知らない世界を疑似体験できるという良い面もあれば、

一方で、自分にはこんなことできない……とやってみる前から諦めてしまう理由にもなってしまいます。

 

 

たとえば、プロボクサーが試合をしている姿を見て、

うぉー! カッケェー! 俺もあんな風になりてー!と憧れる反面、

そのプロボクサーの私生活、つまりアルバイトをしながら必死に生きている姿を見ると、

あぁ、プロになっても、悠々自適な生活を送ることはできないんだ……と、その現実を見てやる気を失ってしまいます。

 

これが今ではSNSやYouTubeで簡単に見れてしまうのです。

 

 

「知ろうとすること」

「学ぼうとすること」

 

これらはすばらしい意欲です。

ただ、「知っている」と「やってみた」では天と地ほどの差がある。

そんなことを伝えました。

 

以下は授業風景の写真です。
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩

 

 

以下は資料を一部抜粋したものです。
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩

 

 

お店へのチラシ設置願い

シンプルにお願いしまくりました!

飲食店、床屋、美容院、お肉屋さん、歯医者、スーパー、コンビニ、図書館……etc。

「ダメでもともと、言うだけタダ」の精神で、とにかく懇願しまくりました。

 

そしたらねー、やっぱり優しいんですよね。

お願いしたすべてのお店で置いていただきました。

しかも「今までチラシはお断りしてたけど、しょうた君のチラシならいいよ」と言ってくれる方もいました。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

以下はチラシを掲載していただいたお店の一部ご紹介です。
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩

 

 

新聞取材

中日新聞、東愛知新聞、東日新聞の3社から、取材をしていただきました。

  • 本を書くに至った経緯
  • 本をとおして伝えたいメッセージ
  • 授業をとおして子どもたちに伝えたいメッセージ
  • 今後の展望

などなど、いろんなお話をさせていただきました。

 

以下は実際に掲載された新聞です。
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩

東愛知新聞

 

東日新聞

 

中日新聞

 

 

市長訪問

7月7日、田原市長の山下政良さんに表敬訪問をさせていただきました。

 

自分の本のことや、これからの活動について話し、中でも、

誰でも、失敗や挫折を経験したことはある。けれど、それを〝言葉〟にして、何かの〝形〟として伝えるのは勇気がいることだよね

という言葉がすごく印象に残ってます。

 

「失敗は、大きな〝財産〟になる」

べつにおべっかを遣っているわけではありませんが、深い学びを得られた表敬訪問でした。

 

以下は表敬訪問の写真です。
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩

 

 

 

オンラインセミナー

6月1日から出版活動のリアルを配信しているLINEオープンチャットを含め、合計3つのオンラインセミナーを行いました。

 

僕が出版までたどり着いた経緯や、

「なぜ〝SNS〟ではなく〝リアル〟にこだわったか?」などを話しました。

 

以下は資料の一部です。
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩

 

 

6月から始まった毎日配信は一旦終了しましたが、LINEオープンチャットでは、引き続きイベントやお知らせの告知をしています。

いつ入っても過去の履歴をさかのぼることができ、ニックネームによる参加も可能なので、お気軽にご参加ください。もちろん、無料です。

僕の本以外の商品・サービスを紹介することも一切ございません。

>>>>> LINEオープンチャット「しょうたの商業出版デビュー記オプチャ|目指せ重版」への参加はこちらから

 

 

―2025.07― 7月10日、ついに出版スタート

とまぁこんな感じで、いろいろやって迎えた出版日7月10日。

この日もまぁ、ハチャメチャだったんですよ。

 

なにせクソ暑い……!!!

 

スーパーキラッキラ晴天の中、11時間野外でひたすら手売り販売&サイン会。

そりゃサインうまくなるわ!

 

しかも10日の最高気温33度ですよ?

 

 

神、ミスったでしょ。

気温のつまみをクルクル回してるうちに、「えいっ♡」って灼熱モードにしちゃったとしか思えない。

 

焼きそばの鉄板の上に置かれた肉片みたいな気分でした。

まだ午前中なのに、背中から「ジュウゥゥ……」って音が聞こえた気がしましたもん。

 

 

 

そんなこんなでスタートしたイベントも、あっっっっという間に終わりました。

過大な表現でもなんでもなく、マジで体育の時間のドッジボールより早く感じました。

 

して、結果的には用意していた350冊、すべて完売。

言うまでもなく〝僕ひとりの力〟ではありません。

が、それでも、すなおにうれしかったです。

 

 

でもね、本音を言うと、「350冊売れましたー!」とか、べつにどーでもいいんですよ。

そんなことよりも、たくさんの人がこのイベントのために足を運んでくれたことが、心の底からうれしかったんです。

 

 

家族や親戚、近所のおじさんおばさん。

何年も会っていなかった地元の友達。

親の友人、そのまた友人。

子どもの頃お世話になった学校の先生。

昔の職場(東京)からわざわざ会いに来てくれた方。

思わず「どうやって知ったの!?」と聞きたくなるような方々。

 

そのほか数えきれないほど多くの人が、

 

無償で販売を手伝ってくれたり、

心からの応援をしてくれたり、

差し入れを持ってきてくれたり、

SNSで励まし続けてくれたり、

綺麗なお花を贈ってくれたり……。

本当に心打たれる協力・応援をしてくれました。

 

 

中でも特に印象的だったのは、

学校で授業をした子どもたちが来てくれたことです。

 

小学生の子が、お母さんと一緒に買いに来てくれたこと。

中学生の子が、部活の帰りに立ち寄ってくれたこと。

高校生が、授業後すぐにかけつけてくれたこと。

 

まだ出会って間もないのに、こうして繋がってくれたことが、本当にうれしかったです。

 

 

そう考えると10日のイベントは、

単なる「本を売る日」ではなく、たくさんの応援をいただく日だったと心から思います。

 

本当に感謝しかありません。

 

 

地元のみなさまからいただいた優しさ、そしてそれに対する感謝の気持ちを忘れずに。

一人でも多くの人の背中を押せるような、希望や勇気を届けられる存在でありたいと思いました。

 

以下は7月10日イベントの写真です。
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩

7月10日の記録・振り返りは、Instagramで詳しく話しています。

その他、現在進行形の活動も、基本的にはInstagramのストーリーズで配信しています。

>>>>> 僕のInstagramアカウントはこちら

 

 

あなたに伝えたいメッセージ

さてさて、こうして改めて振り返ってみると、

6月10日~7月10日の1ヶ月は、僕が生きてきた25年間の中でも類を見ないぐらい濃密な時間だったと思います。

 

毎日誰かに会って、

なにかを作って、

なにかを発信して……。

とにかくはじめてのことだらけの1ヶ月。

 

 

InstagramやXでは、「授業してきました~!」「市長さんと会ってきましたー!」と、

〝毎日楽しく、ワクワクしている自分〟を発信し続けてきましたが………。

 

本音を言うと、ワクワクだけではありませんでした。

 

それと同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上に憂うつだったんです。

 

 

「毎日朝起きて、一片の曇りもない晴れやかな気持ち!」ではなく、

「……..よし………今日もやるか」というドンヨリとした曇っていた気持ちが大きかったのです。

 

 

たとえば、学校での授業。

2週間以上かけて資料を作り、リハーサルも3回はします。

前日なんて寝られず、夜な夜なナッツ食いながらChatGPTに向かって、ただひたすらリハーサルを行っていました。

 

もちろん、子どもたちの前では「今日の授業、すごく楽しみにしてたんだ!」と言いますが、ハッキリ言って嘘です。

準備をしているときの気持ちは「めんどくせー」って気持ちのほうが大きいです。

 

 

他にはオンラインセミナーも3回やりましたが、

その資料に関しては1ヶ月以上かけて作っていました。

 

「どうしたら価値ある内容を届けられるだろう?」

「どうしたらわかりやすく理解してもらえるだろう?」

そんなことを考えながら、あーでもない、こーでもない、と資料を磨き上げました。

 

もちろん、自分からやりたいと言い出したことなので、そこに言い訳することはありませんが、

事実として、憂うつな気持ちがあったのはたしかです。

 

 

 

世の中には、ぶっつけ本番で高いパフォーマンスを発揮する人がいます。

が、少なくとも僕は違います。

 

決して強靭なメンタルを持っているわけでもなく、人の気持ちを動かす掌握術を体得しているわけでもありません。

というかむしろ、「一発本番」みたいな場面には弱いほうだと思っています。

 

 

だから、とにかく準備をしました。

 

 

たくさん時間をかけて、入念に準備して、それでも不安に思いながら家を出るギリギリまで準備をする。

やってることはただこれだけ。

小学生でも余裕でわかるくらい、シンプルな理屈です。

 

 

僕は今まで毎日楽しく、ワクワクする仕事をやりたいと思っていました。

「めんどくせー」とか「憂うつだ……」とか、そういうネガティブな気持ちは1㎜もなく、ただただ晴れやかな気持ちで仕事をしたい、と。

 

でも、今回の出版活動で確信しました。

そんなものは、ただの虚構だと。

 

 

「好きなことで生きていく」

この言葉が言われて久しいですが、これは「ラクして生きる」という意味ではありません。

軽やかに聞こえるけど、実際はぜんぜん軽くなんてないんです。

 

めんどくささもあるし、うまくいかないもどかしさもある。

なんなら、朝から憂うつな日だってある。

 

でも、それでもやりたい。

それでも前に進みたいって思える。

それこそが「最高に楽しい仕事」なんだと、僕は思います。

 

 

「毎日晴れやかな気持ちで働ける場所」なんてものが、どこかにあるって信じていたほうがラクかもしれない。

「今の場所は本来の自分じゃない」って思ったほうが、自分を守れるかもしれない。

 

でも、そんな都合のいい場所なんて、きっとどこにもないんです。

仮に「楽しい!」という気持ちしかないのだとしたら、たぶんそれは〝仕事〟ではなく、〝趣味〟になっている可能性が高いです

 

 

ワクワクだけじゃない。

最高に楽しい仕事には、いつだって〝憂うつ〟がつきまとう

 

この現実を身をもって確信できたことは、此度の出版活動における大きな収穫だったと思ってます。

 

 

そしてもし、この記事を読んでくださっているあなたが「とにかく楽しい仕事がしたい!」という気持ちを大事にしてきた人なら、ちょっとだけ視点を変えてみてほしいんです。

 

少しだけ憂鬱を感じることがあっても、

ちょっとめんどくさいなって思うことがあっても、

それでも「やってみたい!」と思えることなら、思い切ってダイブしてみてください。

 

きっとその先に、あなたにとっての最高に楽しい仕事があると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

そしてもし、この記事を読んで、

「お前の最高に楽しい仕事はどんなもんだい!」と思っていただいた方は、

本書の〝あらすじ〟だけでも覗いていただけると嬉しいです。

Amazonページ はこちら


created by Rinker
日本橋出版
¥1,760 (2025/08/25 14:11:33時点 Amazon調べ-詳細)

僕の商業出版本です。

『失敗の手紙 〜二十歳の俺から、未来の僕へ〜』

― 過去の自分を愛し、一歩踏み出す勇気を届ける物語 —

僕はこの本に出てくる「二十歳の手紙」を読んで、人生が一変しました。

読んで後悔はさせない自信がありますので、ぜひ商品ページのあらすじだけでも覗いていただけると嬉しいです。



この記事を書いた人
片山翔太

\2025年7月10日 商業出版/

●プロフィール
2000年生まれ25歳。
【出身】愛知県田原市
【在住】福岡県北九州市
【職業】作家
【得意ジャンル】物語系

コーヒーは「ブラック」一択、
チョコレートは「ホワイト派」です。

その他、詳しくは「プロフィールページ」からご覧いただけます。

片山翔太をフォローする
商業出版
シェアする
片山翔太をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました