
\この記事でわかること/
- 「他人評価」より「自分評価」のほうが楽しい理由
- 筆者の「自分評価」に対する考え方
- ただし、勘違いしてはいけないこと
「他人評価」より「自分評価」のほうが人生楽しい
僕が過去に勤務したバイト先で、1番偉かった人(店長)の口グセ。
『評価は他人がするもの』
この言葉を初めて聞いた時から、モヤっとした違和感を感じていました。
その正体がなんとなくわかったのでお話しします。
まず大前提、この言葉は間違っていないと思います。
だけど、「他人の評価軸」で生き続けるというのもまた、すごく苦しいこと。
たとえば「毎朝30分早く出社してトイレ掃除をしている人」と、
「たまたま早く着いて、たまたま落ちていたティッシュを拾ってゴミ箱に捨てた人」がいたとする。
もちろんどっちも素晴らしい行いには違いないんだけど、
仮に「評価」を受けるのならば、前者のほうが高評価を受けるにふさわしいですよね?
だけどもし、上司がたまたま後者しか見ていなかったら?
当然、「上司からの評価」は後者の方が高くなる。
「評価は他人が決めること」って考えの場合、毎日掃除している前者は評価されない。
だって見られてないんだから。
そもそも、「他人が自分を正当に評価してくれる」という考え自体が間違った認識だとも思う。
上司のAさんと仲の良いB君。
仕事終わりによく飲みに行ったり、プライベートでもたまに遊んだりします。
一方で、上司のAさんとあまりかかわりがないC君。
仕事以外では基本かかわりはないし、職場でも必要最低限以上は話さない。
このような人間関係で、例えばB君とC君が同じミスをしたとしたら、どうでしょう?
たぶん、B君は笑って怒られるけど、C君はガチ目に説教されますよね(笑)
(僕は往々にしてCさん側です)
だからしょせん、「他人からの評価」なんていろんな要素で判断されるわけなので、あまり当てにならないんですよ。
それよりも「今日はこれができた!」「1週間まえより〇〇が成長した!」みたいに。
「自分で自分を評価する」というほうが100倍くらい正当に評価できると思います。
SNSが当たり前になり、無数の目で評価される今の時代だからこそ、「絶対的な自己評価」をもって生きましょう。
勘違いしてはいけないこと
ただ、3つだけ勘違いしないでほしいことがあります!!
それは、以下のとおり。
- アドバイスや指摘は、まず「受け入れる」こと
- お客さまの意見は親身に受け留めること
- 「価値観は人それぞれだよね」を乱用しないこと
ガミガミ上司も、ぐちぐちパイセンも、少なからず「あなたのため」になることを言ってくれているはず。
すべてをまともに聞いてたらメンタルやられてしまいますが、「いったん受け入れる」という心の余裕は持っておきましょう。
そうしないと、シンプルに成長機会が激減します。
お客さまの意見は言うまでもないですね。
自分、あるいは会社の商品やサービス、接客に不満を言われたら、そこは真摯に受け止めましょう。
ここで「俺はがんばった!」などと自分で評価しても、ただイタイだけです。
「価値観は人それぞれだよね」という言葉は昨今よく使われる気がします。
もちろん、最終的には価値観の違いに行きつくのですが、すべてをそれで収めるのは極めて貧弱な思考停止。
「価値観の違いある」という前提は踏まえつつも、あえて議論を交わすことで、深みのある会話や学びになると思います。
「自己評価」を主軸に起きつつ、他者からの意見や批判も自分の力に変えられる、芯の強い人間になっていきましょうね。
僕も邁進します。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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