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【株式会社タイムカプセル社・感想と学び】理想と現実のギャップ苦しむ人へおすすめの自己啓発本

本から学ぶ・おすすめ本


ボク
ボク

\この記事で得られること/

★「現実に行き詰ったとき」の持つべきマインドセット

理想」を追いかけるべきタイミング

苦しいとき壁にぶつ当たったときに支えになる考え方

 


 

結局、金がすべて

 

2年前の僕の口癖です。

 

僕は新卒で入った会社を1年で辞めて、

個人事業主として新たな生活をスタートしました。

 

なまじ最初に教えを受けた師匠のおかげで、収入は順調に右肩上がり。

会社も辞めれて、東京で一人暮らしできて、

やってみたかった習い事(ブラジリアン柔術、キックボクシング)も自由にできて。

 

「あれ? 意外と人生って楽勝じゃん」と、社会をなめくさって生きていました。

今、目の前に当時の僕が現れたら、出会って2秒でケツに蹴り入れると思います。

 

 

とまぁ、くだらない冗談はさておき、

当時の僕は「結局、金がすべて」という価値観を強く握りしめていました。

それこそ、四六時中〝金〟が頭の9割を埋め尽くすくらいに。

 

そして同じくらい、お金がなくなったらどうしよう……という不安も、ずーっと心にありました。

 

映画を観ているときも、習い事をしているときも。

常に「お金の不安」が頭にある。

だから全然集中できないし、楽しむこともできない。

 

「自分の好きな仕事をやりたい!」と個人事業を始めたのにもかかわらず、まっっっっっったく、楽しくなかったんですよね。

大げさでもなんでもなく、これまで生きてきた中で最もつまらない時間」「不安に支配されていた時間だったと思います。

 

 

そんな生活を1年3ヶ月ほど続けたとき。

僕は本書株式会社タイムカプセル社と出会いました。

 

そして思いました。

今こそ、理想を追いかけるチャンスなんじゃないか!?と———

 

ボク
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人生は、いつからでもやり直せる!

 

『株式会社タイムカプセル社』とはどんな本?|あらすじと作品の魅力を紹介

主人公・英雄(ひでお)は、45歳にして仕事も家庭もすべてを失ってしまった男。

絶望の中で出会ったのは、「株式会社タイムカプセル社」という、ちょっと風変わりな会社でした。

 

その会社の仕事は「過去に書かれた〝未来の自分への手紙〟を、指定された時期に届ける」こと。

 

英雄は、特別配達困難者対策室、略して「特配」に配属され、

ベテラン社員・海人とともに手紙を届ける任務に挑みます。

 

届け先は、人生に迷い、悩み、立ち止まってしまった人たち。

 

北海道、東京、大阪、そしてニューヨーク――

英雄は、手紙を届ける旅の中で、人々の心に寄り添いながら、少しずつ自分自身とも向き合っていきます。

 

 

「人生は、いつでも、何度でも、どこからでも、やり直せる」

 

帯のキャッチコピーにある言葉が、きれいごとじゃなく胸に染みわたってくる、再生と希望の物語です。

 

ボク
ボク

読む過程で、自分自身も「変わる勇気」をもらえる一冊です

 

金儲け第一主義では、おもしろい人生にはならない

冒頭で話したとおり、当時の僕は「金儲け第一主義」でした。

お金になりそうか・ならなそうかがすべての選択の基準。

自分が楽しいか否かは無視していました。

 

 

誤解されそうなので最初に入っておきますが、

大前提、「お金」はめちゃくちゃ大事です。

 

資本主義・貨幣経済の国で生きる僕たち日本人。

誰が何と言おうと、お金はあったほうが生きやすいというのが事実です。

少なくとも、「お金がないほうがいい」という逆はないと思うんですよ。

(税金関連で大変な部分はあるかもしれませんが、ややこしくなるので置いておきます)

 

「お金をまったく無視して生きる」

日本に住む以上、この境地に至るのは無理です。

悟りを開かない以外に不可能です。

 

それになんてたって、結果が出る(収入があがる)こと自体は楽しいですからね。

自分が成長している感覚もあります。

 

しかしながら、その「お金」に必要以上の執着を覚え、苦しむ人が多いのも、

また、疑いようのない事実なのではないでしょうか。

 

 

当時の僕がいい例(悪い例?)です。

「金を稼ぐこと」が人生のすべてだと信じ、人間の価値だと信じて疑わなかった。

 

お金があれば、よい人生を送れる。

お金がなければ、よい人生を送れない。

B級ドラマの成金ボンボンかってくらい、「お金」に執着を覚えてたんですよね。

 

収入が増える喜び〟が1としたら、

収入が減るかもしれない恐怖〟は100くらいありました。

 

まぁこんな偉そうに語っていますが、言っても当時の収入は50万そこらでしたからね。
(なんか大物ぶってすみません。笑)

もっと100万とか500万とか1000万とか。

そのレベルで稼げていれば、また違った価値観になっていたかもしれません。

 

 

ただ、そんな日々も頭打ちがきました。

収入も増えず、それどころか減っていき、僕は生まれて初めてお金を失うことの恐怖を覚えました。

 

「今まで現実を見て、お金を第一に考えてきたのに……」

「楽しくなくても、毎日眠たい目をこすってやってきたのに……」

「この1年、収入を増やすために〝だけ〟に費やしてきたのに……」

 

「この1年はなんだったんだろう」と思いました。

人生を無駄にした感に苛まれ、自分の腹にボディブローを入れたくなるくらいムカつきました。

 

そんなときに出会ったのが、本書株式会社タイムカプセル社だったのです。

 

ボク
ボク

とある一文に、価値観をガラリと変えられました

 

学び①|現実に行き詰まりを感じたときは、むしろチャンス

本書は言うまでもなく名作。

読者の心に響く名言が至る所に散りばめられています。

 

なかでも、とりわけ僕に刺さったのがこの言葉———

現実に行き詰ったからこそ、理想を追うチャンス

 

人生の真実を見つけた感覚でした。

感動しすぎて言葉に詰まりました。

まるでルフィより先にワンピースを見つけちゃったんじゃないかと錯覚するくらいに。

 

 

普通、逆ですよね?

夢や理想を追いかけるのに疲れたから、現実を見て、堅実に生きる

だいたいこんな感じじゃないですか?

僕、最初に読んだとき「……ん? 逆じゃね?」って思いましたもん。

 

でも、僕はその言葉に、

価値観がガラリと変わるほどの、大きな気づきをもらえたのです。

 

 

現実的に生きることが、必ずしも安定をもたらすわけじゃない。

リスクがないわけでもない。

 

一方で、理想を追求する生き方が、必ずしも不安でいっぱいなわけじゃない。

不安に押しつぶされそうなこともあるかもしれないけど、心から楽しめる瞬間もある。

 

つまり、どう生きようが安定リスクか、どちらか一方を取ることなんてできないんですよね。

 

 

だったらもう、自分のやりたいことをやろう。

 

お金になるかならないかの2択ではなく、

自分がやりたいかやりたくないかの2択で決めよう

 

だってどっちで選んでも、結局同じように不安を感じるんなら、後者を選んだほうがいいじゃん。

寿命って減ることはあっても、増えることはないんだし。

 

俺、天才かも。

 

***

 

———「大脳新皮質が茹であがってんのか?」ってくらい単細胞極まりない思考回路ですが、

こんな感じで、僕はずっとやりたかった小説を書くことを始めました。

(ちなみに大脳新皮質とは、理性を司る部位のことです)

 

最初は「えー、こんな金にならないことやっててアホだ、俺」と、それまでとのギャップに戸惑いもありました。

 

でもそれ以上に、ワクワクが止まらなかったのです。

「この小説が世に出たら、たくさんの人の背中を押せるんじゃないか?」と、本気で思いました。

 

その小説は、間もなく全国書店で出版予定です。(サラっと宣伝———)

 

 

学び②|痛みを知った分だけ強くなれる。優しくなれる

 

実はもう1つ。

僕がこの株式会社タイムカプセル社を読み、今もなお心に刻まれている学びがあります。

 

それが、

人は、痛みを知った分だけ強くなれる。人に優しくできる

ということです。

 

ちょっと自分で書いてて恥ずかしくなるくらい、「ザ・王道主人公セリフ」ですが、本質をついてると思います。

 

 

部活動の大会で勝敗を決するミスをしてしまった人は、失敗という痛みを。

大学受験に失敗した人は、浪人時代に孤独」「我慢という痛みを。

たった一言で相手の心に深い傷をつけてしまった人は、後悔という痛みを。

 

そしてその痛みを知った人は、同じくその痛みを味わった人に寄り添えます。優しくできます。

自分がその痛みを乗り越えた経験から、その人に変わるキッカケを手助けすることができるのです。

 

 

僕は、自分が経験していないことに対して、軽はずみにYesNoを言いたくありません。

というかそもそも、そんな偉い人間でもありません。

 

でももし、自分の大切な人が痛みに苦しんでいるとき。

なにかアドバイスを求められたとき。

少しでも具体的なヒントを考えられるように、僕もどんどん痛みを経験していきたいなと思いました。

 

これに関しては僕もまだまだビビっているところがあるんですけどね。

あなたと一緒に精進していければなと思います。

 

 ——P.S.—— 

………読み返したら、「痛み痛み」言ってて、

まるで「変わった〝癖〟を持ってる変態さん」みたいな感じになっていますが、

あくまでも心理的な痛みという話ですよ(笑)

僕の商業出版デビュー作です。

嘘も架空も一切なし。
純度100%のノンフィクション小説。

『失敗の手紙 〜二十歳の俺から、未来の僕へ〜』

読んで後悔はさせない自信がありますので、ぜひ商品ページのあらすじだけでも覗いていただけると嬉しいです。

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この記事を書いた人
片山翔太

\2025年7月10日にデビュー小説を商業出版/

●プロフィール
2000年生まれ25歳。
【出身】愛知県田原市
【在住】福岡県北九州市
【職業】作家
【得意ジャンル】物語系

コーヒーは「ブラック」一択、
チョコレートは「ホワイト派」です。

その他、詳しくは「プロフィールページ」からご覧いただけます。

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